インタビュー 第10弾 3回生スタッフ/学連 渡邉昂生(元帰宅部)

インタビュー 第10弾 3回生スタッフ/学連 渡邉昂生(元帰宅部)

「大会を創る」

 

学連:主に大会運営に携わる。その過程で他大学のボート部員や、関西ボート連盟の役員など幅広い人々と京大ボート部を代表して交流する、いわば「外交官」のような役割も担っている。

 

大学入学後、ボート部に漕手として入部。1回生の秋季大会後にスタッフ転向し、現在は学連担当のサポートスタッフで次期学連委員長を務める。そこで、今回は学連の仕事に誇りをもつ彼に話を聞いてきた。

 

―学連(正式名称・関西学生ボート連盟 以下学連)がどういった活動をしているか教えていただけますか。

他大学のボート部の学連担当のスタッフと協力して、主に大会運営を行います。関西で開催されるほぼすべての大会の運営に関わっていて、特にナックルレガッタ(6月頃に開催される1回生が出漕する大会。学連が主体となって運営している、以下ナックル)と関西学生秋季選手権(11月頃に開催される1回生の集大成と言われる大会。ナックルと同様、学連が主体となって大会運営している、以下秋季)では自分たち大学生が主体となって運営します。ほとんどの大会では運営のお手伝いをしていますが、ナックルや秋季は自分たち学生だけで運営するので、場所取りや選手の宿舎の手配、コース設営など、大会運営に関するあらゆることを行います。

 

学連メンバーの集合写真。

 

―他大学の人ってどんな感じですか?

色んな人がいますが、皆フレンドリーですよ。自分も最初は学連のことをあまり知らなかったので、少しビビっていましたけどね(笑)。皆で協力して活動する際、話をする機会が多いのですが、同じボート部でも大学ごとに違いがあることが実感しますね。興味深いなぁとよく思わされます。

 

―大会運営の規模の大きさがわかりません。

例えば、秋季を開催する加古川漕艇場では船台(出艇や揚艇を行う場所)を一から設置しています。本来、加古川漕艇場には船台は常設されてはいませんが、大会直前にクレーンを使って建材を浮かべて仮船台を作ります。このような大規模な設営も行う点で、規模はかなり大きいと思います。大会に出場する選手たちはおそらく何気なく利用しますが、その何気ない場所には裏方の準備が隠されているわけです。自分も学連に入るまではこのことを全く知りませんでした。こんな感じで選手とは違った視点で大会に接することがわけです。

 

加古川漕艇場の仮船台から出艇する京大のクルー。この足元の船台を大会前に設置する。

 

―話を聞く感じだと大会運営は大変そうですね。

自分たちで全て創っているので運営中は苦労することも多いですけど、終わってから大会を振り返ったら、達成感を感じます。規模の大きいことをしていますし、普通の大学生活では絶対に体験できないことですから。