フランス語について

京都大学新入生の皆さん合格おめでとうございます

法学部新2回生の鋤柄亮です。ここでは(文系の)フランス語初級について紹介させていただきます。他の記事と合わせて、第二外国語を選択する際の参考にしてもらえたらと思います。

まず、新入生のどれくらいがフランス語を履修するのでしょうか。国際高等教育院が出している資料によれば、フランス語は全体の14%が選んでいるようですが、主要な言語の中で少数派といえます。自分も入学当初、新入生向け第二外国語紹介で「フランス語は難しい」と書かれているのをかなり目にした記憶がありますが、やはり、そうした印象から選択しない人が多くなっているのでしょうか。しかし、フランス語は国際公用語に指定されており、国連では英語に並んで常用語になっており(人気のドイツ語は国際公用語ではない)、国際的には英語の次に学ぶ人が最も多い言語だそうです。つまりフランス語は世界的には(言うまでもなく)メジャーな言語な訳です。

自分はなんとなく国際関係の仕事に興味があったので、フランス語ができると有利になるだろうと思って選びました。難しいことはわかっていたのですが、難しいからこそ早めに習得しておいた方がいいだろうと言うことで選びました。

 

①フランス語は難しい

 多くの人が思っている通り、僕もフランス語は難しいと感じました。特に僕が大変だなと思ったところは動詞の活用です。人称、時制によって活用を変化させなければなりません。教科書の裏表紙の活用表を見るとうんざりします。しかも不規則なものが多く、一つ一つ覚えるのが基本です。発音も難しいので、とにかく継続して触れて、慣れることが大事だと感じました。逆にフランス語を学んで、「英語ってこんなにも簡単な言語だったのか。そりゃみんな使うわけだ」と妙に納得できて、英語頑張らないといけないなと思わされたことがフランス語を選んだことの副産物です。

 

②単位を取るのは難しい?

 フランス語自体は(英語に比べて)難しいですが単位を取るのは難しいのでしょうか。これははっきり言って分かりません。単位は科目によってではなく講師によって決まります。全ての文系のフランス語初級文法クラスは前期後期とも期末テストがあり、平常点と合わせて評価されます。僕の講師は平常点が加点方式で、しかもテストが悪くても救済がありました。基本的には授業に出席して、課題をやれば単位がもらえると思いますが、裁量は講師次第です。これはどの言語についても言えて、「この言語は単位がとりやすい」というのは一概には言えないと思われます。どの言語を選ぶにしても優しい講師を引けるように願うしかありません。

 

③どの言語をとる?

 ②でも述べたようにどの言語をとっても、やることはさほど変わらないよう思えます(期末テストがあるのは文系仏語だけな気がするのでそこは大変)。なので、結局興味で選ぶのが一番いいと思います。フランス語の語彙は他の言語に借用されており、影響を与えているので他の言語を学ぶ際に役立ちます。また、名だたる文学者、哲学者にはフランス人が多くいます。さらに、先述の通りフランス語は国際公用語として英語と並ぶ地位にあります。フランス語を学べば必ずや世界は大きく広がります。ぜひフランス語の選択を考えてみてください。良き二外ライフを

 

 

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