経済学部

新入生の皆さん、こんにちは。経済学部新3回生スタッフの勝見紅葉です。今回は、私がこの2年間で実際に経験してきたことをもとに、経済学部がどんな学部なのか、そして新入生のうちに知っておくと役立つことを、できるだけ具体的にお話ししたいと思います。

経済学部について、「パラダイス経済」「空から単位が降ってくる」といった言葉を耳に挟んだことがある新入生も多いでしょう。高校生時代の私も京大経済はとにかく楽だという噂を聞いて受験を決めました。実際に経済学部で2年間を過ごしてみてわかったことは、これらは決して誇張ではないということです。多くの専門科目が期末試験100%で評価され、レポートや毎週の課題がほとんど出ない授業も珍しくありません。授業に毎回出席しなくても、配布されるスライドや教科書、過去問を使えば試験対策ができてしまう科目が多いのも特徴です。特に1回生で履修することになるミクロ経済学入門、マクロ経済学入門、統計学入門をはじめとした入門科目は、過去問が比較的出回っており、出題傾向も大きくは変わりません。だからこそ、新入生に強く勧めたいのは、「1回生のうちに入門科目をできるだけ取り切る」ことです。同回生が多い時期は、試験情報や過去問を共有できる人が周りにたくさんいますし、自然と授業に出る雰囲気もあります。逆に2回生以降に入門科目を回すと、周囲に知り合いがほとんどおらず、授業に出るモチベーションも下がり、結果的に単位取得の難易度が上がってしまうことがあります。前期・後期どちらで取るかは好みで構いませんが、2回生移行への先延ばしだけは避けた方が無難です。また、1年生の間に特殊講義の実践簿記と会計学入門をセットで取っておくことをお勧めします。会計系の授業はその基礎となる簿記の知識がないとだいぶ難しいです。たまに簿記の授業と言語の授業がかぶってしまう不幸な人もいます。そういうときはさすがに言語を優先しましょう。

授業への出席についても触れておきます。経済学部では、学期が進むにつれて教室の人数が目に見えて減っていきます。最初は満席だった大教室が、期末が近づくころには驚くほど空いている、というのはよくある光景です。ただ、新入生の皆さんには、最初の1〜2か月だけはできるだけ授業に出ることをおすすめします。友達を作るチャンスになるだけでなく、授業がどの程度難しいのか、どんな試験が出そうなのかを肌感覚で知ることができるからです。

友達関係についても、少し現実的な話をしておきます。経済学部にはクラスや入門演習がありますが、それだけで自然に仲良くなれるとは限りません。実際には、同じ授業を複数取っていたり、教室で何度も隣に座ったりする中で、少しずつ話すようになるケースがほとんどです。最初に話しかける勇気があるかどうかで、その後の大学生活の快適さは大きく変わります。

最後に、ボート部との両立についてです。経済学部は時間の融通が利きやすく、部活と学業を両立している学生も多い学部です。資格勉強を本格的に進めたい人には忙しく感じる場面もありますが、「部活をやっているから勉強が全くできない」という状況にはなりにくいと思います。私は2回生の時点で週1,2回の出席でもけっこう単位をとれました。その分自由な時間が多く、この自由時間をどのように使うかが今後4年間の充実度を決定するのだと感じます。

京都大学経済学部に合格し、新しい生活に期待を抱いている新入生の皆さん。もし大学生活に何か一つ、軸になるものや刺激が欲しいと感じたら、ぜひ一度ボート部の新歓に来てみてください。現在ボート部には新3回生に経済学部生が4人在籍しており、新2回生にはいないので、同じ学部の後輩ができることを心待ちにしています。きっとたくさん学部の相談に乗ってくれると思います。皆さんとお会いできるのを、心から楽しみにしています。

自分のものは見つからなかったので同期の1回生前期の時間割です。先程述べた実践簿記と言語がかぶってしまった不幸な類型の人ですね。

1回生後期です。