部長挨拶
新入生のみなさん、京都大学へのご入学おめでとうございます
京大ボート部は各界で活躍する1000名を超えるOB・OGを有する、日本一を目指す体育会運動部です。しかし新入部員のほとんどはボート経験どころか運動経験もない、という状態で入部してきます。ですが、監督やコーチの手厚いサポートがありますので心配は全くいりません。皆さんの大学生活を実りあるものにするには、大学のカリキュラムだけでは足りないのではないでしょうか?大学生活の中で、ボートを通じ仲間と共に勝利に向け努力することで築かれる友情は、まさに生涯の大きな宝となります。ぜひ京大ボート部で一緒にすばらしい青春時代を送りましょう! 

木庭 啓介/H2入

監督挨拶
ボート部へようこそ。ボートは、足腰を中心とした全身の体力が求められます。そして技術も必要です。ボートの幅は狭く、バランスを取って漕ぐことは簡単ではありません。だからこそ、全力で走っても追いつけないほどのスピードが出ます。一人ひとりが強く、かつ同時にチームワークが必要で、「究極のチームスポーツ」と言われています。クルーの息が合って、ボートが風を切って走る時の一体感、ワクワク感は本当に最高です。
大学での4年間は、人生の土台を作る上で、とても重要な時間となります。一日一日を切り取ってみると、何気ない一日でしかありませんが、小さなことを100日、1,000日と積み重ねていくと、大きく成長していることが実感できるはずです。ボート部で一緒に日本一を目指し、熱く充実した4年間を過ごしましょう。

木下 巌/H3入

総合ヘッドコーチ挨拶
ボートは大学から始めるには最適のスポーツです。 まずボート競技を行う上で必要な能力は、人間の成長の上でちょうど18歳以上になって開花する ものが多く、その上ほかの競技、とくに球技に見られる「運動神経の良さ」は求められません。世界 のトップアスリートレベルで見ても、ボートを大学から始めたという人は多くいます。また、京大ボート 部における考えられた「理にかなった」指導により、段階を追って「文武両道」のアスリートの一員に 育てていきます。その結果、素人が、高校時代運動の部活に入っていなかった人ですら、体力面・ 技術面どちらにおいても成長し、2年後、3年後には全日本レベルの選手と互角のレースをするま でになります。まさに皆さんの可能性を試すのにうってつけといえます。さらにそこで出会える同じ目 標を共有した仲間は、皆さんにとってかけがえのないものになるでしょう。ぜひ我々と日本一という 夢に向かって新しい世界に飛び込んでみましょう。 これまで想像もしていなかった自分に出会える場所が、ここにはあります。

西尾 敏光/H2入