人健
新入生の皆さん、はじめまして。新2回生漕手の十川和哉です。今回は医学部人間健康科学科1回生の時間割について紹介していこうと思います。自分自身新入生のとき時間割作成で悩むことが多くあったので、このブログがそのような新入生の手助けとなれば嬉しいです。
履修登録の詳しい情報はガイダンスのときに配られる資料に掲載されているので、例年との変更点などに注意して読むことをオススメします。僕からは人健1回生の時間割の大きな特徴について紹介します。1つ目の特徴は、前期後期1コマずつ専門科目があり、それ以外はすべて一般教養科目(通称、般教)で埋まることです。1回生の間は医療について詳しく学ぶ機会は少ないですが、2回生以降医療について学ぶ専門科目の占める割合が増えます。1回生の間に般教で卒業に必要な単位を取りきることをオススメします。2つ目の特徴は、2回生後期から分かれるコースによって般教の卒業・進級要件が異なることです。一般入試で合格した人が大半進む総合医療科学コースでは、自然科学科目群の単位を合計18単位以上修得する必要があり、加えて基礎科学実験か物理学実験のどちらかの単位を修得しなければいけません。また2024年度より、総合医療科学コースの中で臨床検査教育プログラムを選択しない人は物理学実験の単位を習得する必要があると変更がありました。総合医療科学コースに進む方で基礎科学実験の単位のみを修得していると、後々進路の選択肢を狭める可能性があることに注意してください。
進級条件について述べてきて、いろいろ縛りがあるように感じますが、般教の科目選択は基本自由です。自分の興味のある分野の授業をとるのもよし、とにかく楽単科目をとりまくるのもよしです。自分の生活リズムに合った時間割を作成することも可能です。
前期の時間割です。
僕は時間割作成において知り合いや先輩がおらず、独断で作成してしまい、コマ数が少なくなりました。新入生の皆さん、このような失敗のないように、わからないことは新歓等で先輩に聞いてみましょう。
数学や情報の授業は学科内で履修している人が多く、席指定もないため、友達をつくる良い機会です。単位取得率もかなり高いのでオススメです。月曜1限の基礎有機化学Ⅰや火曜1限の物理学基礎論Aは過去問を入手できれば単位は取れたも同然です。ボート部は各学年人健の人がいるので過去問入手の際は困らないはずです。
後期の時間割です。
般教は自由にとることができるので、僕は楽単重視で時間割作成しました。後期では物理学実験を履修し、最初は慣れず苦戦しましたが、回数を重ねるたびにレポート作成のスピードは上がり、負担が軽減されていきました。友達と協力しながら取り組むことをオススメします。月曜4限の細胞と分子の基礎生物学は、学科内の多くの人が履修する授業です。大学受験のとき物理化学選択の自分でも、勉強すればテストを埋めることができたので、生物を勉強していなくても心配いりません。
以上が1回生の時間割の説明です。(履修するのは自由ですが)多くの授業はクラス単位で開かれたり、夏には実習があったり、学科内で過ごす時間が長いです。人健ではいろいろな人と交流できたり、遊びに行く友達が出来たりするのは良い点だと思います。部活やサークル、バイトとのバランスを上手くとりながら、楽しい大学生生活を送ってください。